【事例】兵庫県三木市の部活動地域展開 ─ 愛称「みきティブ」41クラブ認定と人材バンクで令和9年完全移行へ
この記事でわかること
・三木市が既存団体の認定方式で計41クラブまで受け皿を拡大した進め方
・指導者の人材バンク登録制度と研修会による指導の質の担保
・愛称「みきティブ」を市民公募で決めた合意形成の工夫
| 自治体名 | 兵庫県三木市 |
|---|---|
| 人口規模 | 約7.3万人(2025年時点) |
| 中学校数 | 6校(市立・生徒数計1,716人) |
| 運営形態 | 市教育委員会が実施クラブを認定し、地域の多様な主体が運営する「地域クラブ活動」。指導者・支援者の人材バンク登録制度でマッチング |
| 対象競技 | スポーツ・文化芸術活動全般(軟式野球・ボーイスカウト・トランポロビクス等を含む運動系・文化系の両方を認定) |
| 保護者負担額 | 調査時点で未公表 |
取り組みの概要
三木市は少子化で従来型の部活動継続が困難になる中、学校と地域の連携・協働により中学部活動の地域クラブ展開を進めています。令和5年度に「三木市部活動の在り方検討会議」を発足させて5回協議し、令和6年度には地域クラブに関するアンケート調査を実施しました。これらを踏まえて「三木市における地域クラブ活動展開ガイドライン」(令和6年11月策定)を整備し、続いて実務の手引きとなる「地域クラブ運営方針」(令和7年3月策定)を定めています。地域クラブの愛称は市民公募(209件応募)で「みきティブ」に決定しました。これは「みきっこ」と「アクティブ(活動的)」を組み合わせた造語で、住民参加でブランドを形成しています。令和9年12月の完全移行を目標に、認定クラブを段階的に拡大しています。
特徴的な取り組み
- 指導者の人材バンク登録制度: 指導者・支援者を人材バンクに登録し、地域クラブと指導者をマッチング。「みきティブ指導者等研修会」も開催(令和7年10月25日実施)して指導者を育成・支援します。
- 愛称の市民公募: 地域クラブの愛称を市民公募(209件応募)で「みきティブ」に決定し、住民参加でブランドを形成しています。
- 既存団体の認定方式: 既存の地域スポーツ・文化団体を認定して中学生を受け入れる方式を採り、種目・地域性の選択肢拡大に向けて実施クラブを継続募集しています。
課題と解決策
| 課題 | 解決策 |
|---|---|
| 少子化で従来同様の部活動継続が困難 | 地域の多様な主体が運営する地域クラブへ展開し、生徒の活動機会を確保 |
| 指導者の確保 | 人材バンク登録制度でクラブと指導者をマッチングし、研修会で指導者を育成・支援 |
成果・効果
認定クラブは段階的に拡大しています。当初認定20クラブ(運動9・文化11)、その後の追加認定8クラブ(運動7・文化1)を経て、2026年3月時点で計41クラブが認定されています。金額ベースの効果や参加生徒数などの定量的成果は調査時点で未公表です。
出典
→ 原文: 地域クラブ活動への展開(三木市公式)
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