【事例】静岡県藤枝市の部活動地域展開 ─ 「FJC」認定制度とサッカーのまちの強みを活かした地域移行
この記事でわかること
・FJC認定制度により既存の地域スポーツ団体が公式の部活動受け皿として位置づけられた
・サッカーの先行モデルで得た認定制度のノウハウを他競技へ段階的に横展開している
・スポーツ庁令和6年度実証事業の成果が全国の類似自治体への参考事例として公表された
| 自治体名 | 静岡県藤枝市 |
|---|---|
| 人口規模 | 約14.5万人(令和5年時点) |
| 中学校数 | 9校 |
| 運営形態 | FJC認定クラブ(認定制度) |
| 対象競技 | 複数種目 |
| 保護者負担額 | 各クラブにより異なる |
取り組みの概要
藤枝市は古くからサッカーの強豪地として知られ、地域スポーツ文化が根強い自治体です。この地域資源を最大限に活かす形で「FJC」認定制度を設け、既存の地域スポーツ団体を公式認定して部活動の受け皿として整備しました。スポーツ庁令和6年度実証事業にも選定され、取り組みを着実に深化させています。サッカーを先行モデルとして確立した知見を他の競技種目にも展開することで、市全体の地域クラブ体制の充実を図っています。
特徴的な取り組み
- FJC認定制度:市が一定の基準を設けて地域クラブを「FJC認定クラブ」として公式化することで、運営の質を担保しながら生徒・保護者の安心感を高めています。
- サッカー文化を核にした移行:サッカーという強みを持つ競技を先行的に移行させ、そこで得た知見・ノウハウを他の競技に横展開する段階的アプローチを採用しています。
- スポーツ庁実証事業の活用:令和6年度のスポーツ庁実証事業に参画し、国の支援を受けながら仕組みの検証・改善を進めています。
課題と解決策
| 課題 | 解決策 |
|---|---|
| サッカー以外の競技への展開 | サッカーの先行モデルで得た認定制度のノウハウを他競技団体にも共有し、段階的に認定クラブを拡大 |
| 費用設定の統一 | 各認定クラブの自主性を尊重しながら、市として費用ガイドラインを提示 |
| 認定クラブの持続的な運営 | スポーツ庁補助金の活用と、地域企業・OB会等のサポートネットワーク形成で財源を確保 |
成果・効果
FJC認定制度の運用により、藤枝市内の地域スポーツ団体が「公式の部活動受け皿」として位置づけられ、学校・保護者・地域団体の三者が連携した体制が整ってきています。サッカーの強豪地としての文化的背景が、地域クラブへの移行をスムーズにする素地を作っており、生徒の参加率も良好な状況です。スポーツ庁実証事業での成果は、全国の類似自治体への参考事例として公表されています。
出典
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