トップ 事例を探す 広島県 【事例】広島県広島市の部活動地域展開 ─ 2方式並行モデルで教員負担66.7%減を実現
全種目 30万人以上 広島県

【事例】広島県広島市の部活動地域展開 ─ 2方式並行モデルで教員負担66.7%減を実現

📅 公開:2026.04.04 🔄 更新:2026.04.04

自治体名 広島県広島市
人口規模 約118.4万人(2024年時点)
中学校数 不明(広島市教育委員会の公式統計を要確認)
運営形態 複合型(①スポーツ少年団等の地域団体への委託、②市雇用の部活動指導員・有償ボランティアによる行政直営の2方式を並行実施)
対象競技 モデル事業では各地域団体が設定する種目(教員と地域団体の協議により決定)
保護者負担額 調査時点で未公表。スポーツ安全保険への切り替えによる保険料は別途発生。

取り組みの概要

広島市は令和5年度(2023年度)からモデル校2校で休日の部活動地域移行モデル事業を開始しました。地域団体がスポーツ施設を確保することが困難という実情を踏まえ、当面は学校施設を活動場所として継続活用することで、生徒の費用・移動負担を最小化しながら段階的な移行を進めています。令和5年11月に保護者向けアンケートを実施し、生徒・保護者の約9割が「困り事はない」、教員の約9割が「負担が軽減された」と回答しました。

特徴的な取り組み

  • 2方式の並行実施と比較検証: スポーツ少年団委託モデルと行政直営(部活動指導員)モデルを同時に実施し、それぞれの効果と課題を検証することで、実態に即した最適モデルを探索しています。
  • 学校施設の継続活用による負担軽減: 地域団体のスポーツ施設確保が困難という実情を踏まえ、学校施設を活動場所として継続活用することで、生徒の費用・移動負担を抑制しながら移行を推進しています。
  • 保護者による有償ボランティア(部活動支援員)の活用: スポーツ少年団指導者が保護者に呼びかけ、週末の有償ボランティアとして活動に参加する地域内ネットワークを形成しています。

課題と解決策

課題 解決策
地域団体によるスポーツ施設確保の困難さ 学校施設を継続的に活動場所として提供し、学校側の同意を取得して運用中。
平日・休日で指導者が異なることへの生徒・保護者の不安 事前の丁寧な説明とアンケートによるフォローアップを継続し、約9割が「困り事なし」と評価。

成果・効果

教員の勤務時間外在校時間が66.7%減少したことが確認されました。生徒・保護者の約9割が「困り事はない」と回答し(令和5年11月アンケート)、教員の約9割が「負担が軽減された」と評価しています。モデル事業を契機に地域内スポーツネットワークの構築が進みつつあります。

出典

→ 原文: 広島市「学校の部活動は地域での活動に変わります」

→ 参考: 広島市教育委員会「部活動指導員の募集」