【事例】栃木県佐野市の部活動地域展開 ─ 「佐野モデル」NPO法人総合型SC・令和8年度全校展開
この記事でわかること
・「佐野モデル」策定により全8校展開のロードマップを令和6年3月に明文化
・既存NPO法人(B-1型総合型SC)の活用で新規組織設立コストを最小化
・参加費・保険料完全無料で市内中学生2,655人の経済的参加障壁をゼロに
| 自治体名 | 栃木県佐野市 |
|---|---|
| 人口規模 | 約11.4万人(令和5年度時点) |
| 中学校数 | 8校 |
| 運営形態 | NPO法人(特定非営利団体たぬまアスレチッククラブ・B-1型総合型SC) |
| 対象競技 | サッカー(月2回) |
| 保護者負担額 | 参加費・保険料ともに無料 |
取り組みの概要
栃木県佐野市では、特定非営利団体たぬまアスレチッククラブ(B-1型総合型地域スポーツクラブ)を受け皿として、サッカー部門での地域移行実証事業を実施しています。令和6年3月には「佐野モデル」を策定し、令和8年度の市内全8校展開を目指しています。参加費・保険料ともに無料という設定で、市内中学生2,655人に対して経済的な参加障壁のない体制を実現しています。指導者謝金は1,500円/時間です。
特徴的な取り組み
- 「佐野モデル」の策定:令和6年3月に佐野市独自の移行モデルを明文化。段階的展開のロードマップを行政と地域クラブが共有し、令和8年度の全校展開に向けた合意基盤を構築。
- B-1型総合型SCを軸とした受け皿:既存の総合型地域スポーツクラブが有する施設・指導者・運営ノウハウを活用し、新たな組織設立コストを最小化。
- 参加費・保険料の完全無料化:実証段階では受益者負担ゼロとし、参加促進と保護者の理解獲得を優先。
課題と解決策
| 課題 | 解決策 |
|---|---|
| 8校への展開に向けた受け皿の拡充 | 「佐野モデル」のロードマップに基づき段階的に対応クラブを増やす計画を策定 |
| 参加費無料モデルの財源確保 | 行政補助を活用しながら実証期間中の無料化を維持し、将来的な費用負担設計を並行検討 |
成果・効果
令和5年度の実証事業では、NPO法人たぬまアスレチッククラブがサッカー部門で月2回の活動を実施し、地域クラブとしての運営ノウハウを蓄積しました。令和6年3月の「佐野モデル」策定は、行政と地域クラブが中長期的な展望を共有するうえでの重要なマイルストーンとなっています。
出典
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