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サッカー 10~30万人 埼玉県

【事例】埼玉県狭山市の部活動地域展開 ─ 体験格差の解消を掲げた公募型プロポーザルモデル

📅 公開:2026.04.04 🔄 更新:2026.04.04

自治体名 埼玉県狭山市
人口規模 約15万人(2024年時点)
中学校数 8校(中央中・入間川中・山王中・入間野中・堀兼中・狭山台中・西中・柏原中)
運営形態 複合型(民間委託+任意団体)。公募型プロポーザルで民間事業者を選定。
対象競技 サッカー、バレーボール、柔道(令和6年10〜12月パイロット実施)、吹奏楽(合同練習実施)。令和7年度以降は種目拡大予定。
保護者負担額 調査時点で未公表。保険はスポーツ振興センターからスポーツ安全保険へ切り替え。

取り組みの概要

狭山市は令和4年度(2022年度)に「狭山市立中学校部活動の地域移行に関する検討会議」を設置し、令和4〜6年度の3年間の改革推進期間に向けた取り組みを開始しました。令和6年(2024年)10〜12月に狭山西中・狭山柏原中を拠点校としたパイロット事業(サッカー・チアダンス・バレーボール・柔道)を実施しました。「通っている学校によって希望する部活動がない子どもたちの体験格差の解消」を主要な目的として掲げ、令和8年(2026年)8月を休日部活動の地域展開本格実施の目標としています。

特徴的な取り組み

  • 体験格差の解消を目的とした制度設計: 学校ごとのスポーツ・文化芸術活動の体験機会の格差をなくすことを明確な目的として掲げ、市内全中学生が平等に活動できる環境整備を推進しています。
  • 公募型プロポーザルによる民間事業者選定: 実証事業の運営主体を公募型プロポーザルで選定し、透明性と競争原理による質の確保を図っています。
  • 吹奏楽部合同練習の先行実施: 複数校にまたがる吹奏楽部の合同練習(令和7年9〜11月)を先行実施し、文化部門における地域展開モデルの検討も進めています。

課題と解決策

課題 解決策
学校ごとの部活動設置状況の格差 地域クラブ化により在籍校に関係なく参加できる体制を構築。
指導者・運営体制の整備 公募型プロポーザルで民間事業者を選定し、専門的な運営ノウハウを導入。

成果・効果

令和6年10〜12月および令和7年1〜3月のパイロット事業の結果を踏まえ、令和8年2月22日に保護者向け説明会を開催し、アーカイブ動画を3月末まで公開しました。実証事業を通じて課題を抽出し、令和8年8月の本格実施に向けた準備を継続中です。

出典

→ 原文: 狭山市「学校部活動の地域展開について」

→ 参考: 狭山市「部活動地域展開 実証事業プロポーザル」