【事例】山口県防府市の部活動地域展開 ─ 地域クラブ管理事務局の一元化窓口×スポーツ系・文化芸術系2区分公開×Google Forms DX
・防府市「地域クラブ管理事務局」による一元化窓口モデル
・スポーツ系・文化芸術系の2区分公開と多様性配慮型設計
・Google FormsによるDX化と部活動改革推進協議会の透明性確保
| 自治体名 | 山口県防府市 |
|---|---|
| 人口規模 | 約11万人(2025年時点・山口県中部) |
| 中学校数 | 市立中学校(防府市地域クラブ管理事務局が一元管理) |
| 運営形態 | 市学校教育部・地域クラブ管理事務局(防府市役所1号館3階)/部活動改革推進協議会 |
| 対象競技 | スポーツ系・文化芸術系の2区分(地域クラブ一覧表として公開) |
| 保護者負担額 | 地域クラブごとに設定(運営事務局が一元管理) |
取り組みの概要
山口県防府市は、山口県中部の人口約11万人の都市として、令和6年度から「中学校部活動の地域移行」を推進し、令和8年度の本格展開に向けて準備を進めています。市は「防府市地域クラブ管理事務局」(防府市役所1号館3階・学校教育部所管)を設置し、地域クラブ運営の一元的窓口として機能させています。改革推進体制として「部活動改革推進協議会」(令和5年度設置)を運営し、地域移行に関するアンケート結果や検討会議の記録を公開する透明性ある進め方が特徴です。地域クラブは「スポーツ系」と「文化芸術系」の2区分でそれぞれ一覧表をPDFで公開しており、Google Formsを通じた地域クラブへの登録手続きをオンライン化することで、保護者・指導者の利便性を高めています。
特徴的な取り組み
- 「地域クラブ管理事務局」の一元化窓口: 防府市役所1号館3階に「地域クラブ管理事務局」を設置し、地域クラブの登録・運営・連絡調整を一元的に担う窓口体制を構築。学校教育部所管で行政連携をスムーズに。
- スポーツ系・文化芸術系の2区分公開: 「防府市地域クラブ一覧表(スポーツ)」「防府市地域クラブ一覧表(文化芸術)」を別々のPDFで公開。運動部・文化部のバランスを取った地域移行を進める設計。
- Google Formsによる登録手続きオンライン化: 地域クラブへの加入申し込みをGoogle Formsで受け付けるDX対応。地方都市11万人規模で行政DXを積極活用するアプローチ。
- 部活動改革推進協議会の透明性: 令和5年度から「部活動改革推進協議会」を運営し、アンケート結果・会議記録を市民に公開する透明性ある進め方。保護者・指導者の信頼確保に貢献。
- 令和6年3月「防府市中学校部活動の地域移行」資料作成: 令和6年3月に取りまとめ資料を作成し、令和8年度本格展開に向けた政策フレームを明確化。改革推進期間の最終年度に向けて準備加速。
課題と解決策
| 課題 | 解決策 |
|---|---|
| 多種目・多団体の運営調整の煩雑さ | 「地域クラブ管理事務局」を市役所内に設置し、一元的窓口として登録・運営・連絡調整を集中化 |
| 運動部・文化部の双方への対応 | スポーツ系・文化芸術系の2区分で地域クラブ一覧表を公開し、両領域に並行して取り組む |
| 申込手続きの煩雑さ・保護者負担 | Google Formsによるオンライン登録手続きでDX化し、保護者の利便性を向上 |
| 市民・保護者への透明性確保 | 部活動改革推進協議会のアンケート結果・会議記録を公開する透明性ある進め方 |
成果・効果
防府市は人口11万人の中規模都市として、行政DX(Google Forms活用)と一元化窓口(地域クラブ管理事務局)の組み合わせで、地方都市の限られた行政リソースを効率的に活用しています。スポーツ系・文化芸術系の2区分で一覧表を公開する点は、運動部偏重型の地域移行と一線を画す多様性配慮型設計です。令和5年度から運営されている部活動改革推進協議会のアンケート結果・会議記録の公開は、改革プロセスの透明性確保のベンチマークとなり、保護者・指導者の信頼を獲得する上で重要な役割を果たしています。令和6年3月の取りまとめ資料作成を経て、令和8年度本格展開に向けた政策フレームが明確化されており、同規模の地方都市にとっての参考事例となります。
出典
→ 原文: 防府市地域クラブ等の一覧表を掲載します(防府市公式サイト・地域クラブ管理事務局)/防府市の部活動改革について(防府市公式サイト)
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