【事例】愛知県瀬戸市の部活動地域展開 ─ 3ステップのロードマップと子どもアンケートで進める段階設計
この記事でわかること
・時期を区切った瀬戸市の3ステップ移行ロードマップの中身
・平日を「夕方まで/夕方以降」に区分し休日と連動させる活動設計
・小5〜中3への子どもアンケートを設計の基礎に据える手法
| 自治体名 | 愛知県瀬戸市 |
|---|---|
| 人口規模 | 約12.6万人(2025年1月時点・126,274人) |
| 中学校数 | 9校(市立中学校) |
| 運営形態 | 当面は学校部活動を軸とした地域連携。将来は地域団体・民間企業・個人(保護者・地域住民・教員等)の協力を得た「地域展開」を目指す段階的移行。3ステップのロードマップを公表 |
| 対象競技 | 公式ページに競技・種目の明示なし(調査時点で未公表) |
| 保護者負担額 | 調査時点で未公表 |
取り組みの概要
瀬戸市は市立中学校の部活動について、当面は学校部活動を軸とした地域連携を進めつつ、将来的に地域団体・民間企業・個人の協力を得た持続可能な「地域展開」へ移行する方針を市公式サイトで公表しています。移行は3ステップで設計され、STEP1(令和6〜9年度1学期)は教育委員会が中心となって関係機関と調整し、民間事業者による実験的な取り組みを実施します。STEP2(令和9年度2学期〜)で平日と休日の活動を連動させる仕組みを開始し、STEP3では各主体が自主・自立的に運営する将来像を描いています。平日は「夕方までの活動」と「夕方以降の活動」、休日は「公式試合・練習試合・練習」のパターンを検討し、活動場所は学校や地域のグラウンドを活用します。検討の基礎として、令和6年10月に小学5・6年生と中学1〜3年生を対象とした「放課後の過ごし方 子どもアンケート」を実施しています。
特徴的な取り組み
- 3ステップの明確なロードマップ: STEP1(教委主導+民間事業者の実験的取り組み)→STEP2(平日と休日の活動連動)→STEP3(各主体の自主・自立運営)という段階を公式に提示しています。
- 平日・休日の活動区分の設計: 平日を「夕方まで/夕方以降」に区分し、休日は試合・練習のパターン別に整理して、平日と休日の活動を連動させる設計です。
- 子どもアンケートの活用: 令和6年10月に児童生徒対象の「放課後の過ごし方 子どもアンケート」を実施し、当事者の声を移行設計の基礎データとして活用しています。
課題と解決策
| 課題 | 解決策 |
|---|---|
| 部活動が学校対抗の公式大会と強く結び付いており、急な完全移行が難しい | 当面は学校部活動を軸とした地域連携から始める段階的アプローチを採用 |
| 将来の持続可能な運営体制の確保 | 地域団体・民間企業・個人の協力を得て、各主体が自主・自立的に運営する体制へ段階的に移行 |
成果・効果
市公式ページに具体的な実績・数値成果の記載はなく、現時点では計画・ロードマップの公表段階です。令和6年10月の「放課後の過ごし方 子どもアンケート」により、当事者である児童生徒の声を設計の基礎データとして収集した段階にあります。
出典
→ 原文: 瀬戸市の中学校部活動の地域連携・地域展開について(瀬戸市公式)
→ 原文: 人口と世帯 令和7年分(瀬戸市公式)
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