2026 改革実行期間
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群馬県

📅 2026年度(令和8年5月19日発出・年度更新型の取組方針)
最終改訂 2026-05-19

令和8年5月19日、群馬県教育委員会・地域創生部が「令和8年度 部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する取組方針」を各市町村・学校等へ発出。国が示す期間を前倒しし、休日の地域展開比率を令和8年度30%程度・令和9年度60%程度・令和10年度90%程度とする年度別ロードマップを設定した。認定の仕組みは令和8年度中の構築を目指す段階。

主な変更点

! 最新改訂で更新された内容 現行版
+ 文書形式を「推進計画」(計画期間3年)から年度ごとに更新する「取組方針」へ変更
+ 用語を「地域移行」から「地域展開」へ変更し、地域連携と合わせて「地域展開等」と定義
+ 国の総合的なガイドラインが示す期間を前倒しして取組を進めることを目標として明記
+ 休日は改革実行期間の前期である令和10年度末までに原則全ての学校部活動で地域展開の実現をめざすと明記
+ 休日の地域展開に年度別の数値目標を新設(R8:月1回以上30%程度/R9:月2回以上60%程度/R10:月4回程度90%程度)
+ 地域展開比率の算式を注記で定義
+ 地域クラブ活動の認定を行う仕組みを令和8年度中に市町村等において構築すると新設
+ 地域文化クラブ活動向けの新たな指導者バンク設立に向けた課題整理・検討を新設
+ 県立学校における地域展開等への取組(居住地域の地域クラブ活動への参加の仕組み)を新設
+ 生徒の移動手段について課題の整理と検討を独立項目として新設
+ 教職員の兼職兼業の手続きの簡素化等に向けた改善点の検討を新設

改訂履歴

2026-05 現行版 最新版
「令和8年度 群馬県 部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する取組方針」を令和8年5月19日に発出
2025-12 国GL改定
文部科学省が総合的なガイドラインを策定し、令和8〜13年度を改革実行期間に設定
2023-07 推進計画
「学校部活動の地域連携及び地域クラブ活動への移行に向けた推進計画」(R5〜R7)を令和5年7月13日に発出

文科省ガイドライン(R7.12)との対応状況

確認項目 対応 補足・詳細
ガイドライン策定
都道府県独自のガイドラインを策定・公表済み
2026年度(令和8年5月19日発出・年度更新型の取組方針)
参加費の低廉化
参加費を低廉・無償に設定する方針を明記
× 記載なし
指導者登録・人材バンク
指導者登録制度または人材バンクの整備
あり(ぐんま部活動・地域クラブ活動 指導者・サポーターバンクを県運営/文化系は新設を検討中)
認定制度への言及
市区町村による地域クラブ活動認定制度への言及
準備中(市町村等が認定する仕組みを令和8年度中に構築)
経過措置(R8年度末)
移行できない場合の経過措置を明示・活用
活用あり(国が示す期間を前倒し・休日はR10年度末までに原則全部活動で地域展開)
明確に対応・記載あり
部分的・策定中・準備中
× 記載なし・未対応・不明

独自の特色・注目ポイント

①「令和8年度 群馬県 部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する取組方針」(令和8年5月19日発出)。
②年度ごとに更新する方針と明記された、めずらしい年度更新型の文書。
③国の総合的なガイドラインが示す期間を前倒しして取組を進めることを目標と明記。
④休日の地域展開に年度別の数値目標(R8:30%程度/R9:60%程度/R10:90%程度)。
⑤地域展開比率の算式を注記で定義(分母は地域展開済+当該年度の設置部活動数)。
⑥指導者バンクをスポーツと文化で分離。文化系は新規バンク設立に向け課題整理中。
⑦県立学校は生徒の居住地域の地域クラブ活動にも参加できる仕組みを調整。
⑧教職員の兼職兼業について手続きの簡素化等に向けた改善点を検討。
⑨スマートロック等を活用した学校施設管理の負担軽減・効率化。
⑩県中学校体育連盟・県吹奏楽連盟等と大会・コンクールの在り方を定期協議。

調査メモ・補足情報

【調査日・情報源】
調査日:2026年7月30日。主な情報源:群馬県「令和8年度 群馬県 部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する取組方針」(令和8年5月19日発出)群馬県「学校部活動の地域連携及び地域クラブ活動への移行に向けた推進計画」(令和5年7月)文部科学省「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン」(令和7年12月)

【群馬県のこれまでの進捗】

令和5年7月13日:旧推進計画(令和5〜7年度)を各市町村・学校等関係機関へ発出。
改革推進期間中の取組:地域クラブ活動体制整備検討委員会での協議、市町村訪問での話し合い、総括コーディネーター及びコーディネーターと協働した市町村巡回訪問・アンケート調査・聞き取り調査、教育事務所管内を基本とした情報交換会を複数回実施。
令和8年5月19日:令和8年度取組方針を各市町村・学校等関係機関へ発出。
今後の数値目標:休日の地域展開比率を令和8年度30%程度・令和9年度60%程度・令和10年度90%程度と設定。
留意点:現時点での実施率・実施市町村数・協議会設置数の実績値は、本取組方針には記載がありません。

【文部科学省R7.12ガイドラインとの対応状況】
国が令和7年12月に総合的なガイドラインを改定したことを受け、群馬県は令和8年5月19日に令和8年度の取組方針を発出しました。最大の特徴は「国の総合的なガイドラインで示す期間を前倒しして取組を進めることを目標とする」と明記した点です。休日については改革実行期間の前期にあたる令和10年度末までに、原則すべての学校部活動で地域展開の実現をめざすとしています。平日は実現可能な活動の在り方や課題への対応策の検証等を行うとともに地域の実情に応じた取組を実施するとし、可能な部から地域連携(部活動指導員の活用)や地域クラブでの活動を進める整理です。令和11年度以降の取組は中間評価を基に設定するとしています。

【認定制度の状況】
本取組方針の段階では、認定要件の項目列挙は行われていません。記載されているのは、競技力向上を主目的としたチーム・スクール等との区別や質の担保の観点から、国の総合的なガイドラインに示す認定要件及び認定手続等に基づき、市町村等において認定を行う仕組みを令和8年度中に構築するという枠組みです。あわせて市町村等は申請書等に基づき必要に応じてヒアリングや現地確認等を行いつつ審査のうえ認定し、定期的な報告・ヒアリング・現地確認等により取組状況を適宜把握して、申請の際の誓約に基づく指導助言と、不正があった場合等の認定取消しを実施するとされています。相談窓口については運営団体等における整備を進めることが考えられると記載されています。

【独自施策の補足】
・年度更新型の方針:「※この取組方針は、年度ごとに更新していくものとする」と明記されており、令和9年度版で内容が差し替わる想定です。
・指導者バンクの二本立て:スポーツは「ぐんま部活動・地域クラブ活動 指導者・サポーターバンク」を運営し市町村の円滑なマッチングを支援。文化は新たなバンク設立に向けて課題の整理と検討を行うとしています。市町村が独自にバンクを設置する場合は県バンクとの連携に留意し、県バンク・研修の活用を推進するとしています。
・県立学校対応:生徒が広域から通学することを踏まえ、学校設置地域だけでなく生徒の居住地域の地域クラブ活動に参加できる仕組みを調整するとしています。
・施設管理の効率化:スマートロック等を活用した学校施設管理の負担軽減・効率化を掲げています。
・大会の在り方:県中学校体育連盟や県吹奏楽連盟等と定期的に協議し、郡・市町村の大会も同規程等に準じて運営できるよう関係団体と連携するとしています。

【未確認事項・留意点】
本取組方針は6ページのリーフレット形式で、認定要件・認定手続の詳細は国ガイドラインの別冊資料に委ねられており、県文書内には要件の列挙がありません。
参加費の設定方法・金額目安、費用負担軽減策・困窮世帯支援の記述は、いずれも本取組方針内には見当たりません。
指導者・サポーターバンクの登録者数、県内の地域展開実施率の実績値も本取組方針内には記載がありません。
年度ごとに更新する方針とされているため、令和9年度版の発出時に内容が変わる可能性があります。

公式ガイドライン

群馬県の事例(7件中3件)

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