トップ 事例を探す 静岡県 【事例】静岡県焼津市の部活動地域展開 ─ 任意団体・既存クラブとの連携で34種目に拡大
全種目 10~30万人 静岡県

【事例】静岡県焼津市の部活動地域展開 ─ 任意団体・既存クラブとの連携で34種目に拡大

📅 公開:2026.04.13 🔄 更新:2026.04.13
自治体名 静岡県焼津市
人口規模 約13.4万人(2026年3月末時点)
中学校数 4校(市立)
運営形態 任意団体設立型・既存クラブ連携型(学校単位・エリア合同の2形態)
対象競技 軟式野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、レスリング、クラシックバレエ、よさこいダンスなど計34種目(令和7年度)
保護者負担額 各クラブが設定(受益者負担。詳細は各クラブに確認)

取り組みの概要

焼津市は令和4年(2022年)から全国に先駆けて「焼津市地域クラブ活動」を段階的に開始しました。少子化による部員不足と教員の負担増を背景に、学校の垣根を越えて地域の指導者が中心となって運営する新しいクラブ活動の形を模索してきました。令和4年度は5クラブから始まり、令和5年度は12クラブに拡大。令和7年度には34種目まで拡大する計画で取り組みが進んでいます。活動日は主に土・日・祝日で、中学1〜3年生を対象としています。

特徴的な取り組み

  • 多様な種目の提供: 軟式野球・サッカー・バスケットボールなど従来の部活動種目に加え、レスリング・クラシックバレエ・よさこいダンスといった学校部活動では提供困難だった種目も展開し、生徒の多様なニーズに対応しています。
  • 3つの設立スキーム: ①焼津市地域クラブ活動推進委員会の審議による設立、②個人・団体が希望して開設する設立、③スポーツ少年団・既存クラブを母体とした設立という3つのルートで受け皿を多様化し、実施主体が見つかりやすい環境を整えています。
  • 合同部活動による移行準備: 軟式野球・女子バレーボール・サッカーでは令和7年度秋に、北部・中部・南部の3拠点体制で合同部活動を開始し、地域クラブへの段階的な移行を促進しています。

課題と解決策

課題 解決策
ボランティア指導者の確保と継続性 市教委が年1回の指導者研修を実施。活動報告・収支報告の提出を義務づけて継続的なサポート体制を整備
クラブごとに費用水準が異なる 各クラブが設定する受益者負担を基本とし、任意設定を認めながら透明性を確保するため財務報告を市が確認

成果・効果

令和4年度(2022年度)の5クラブ・少数参加から開始した焼津市の地域クラブ活動は、令和7年度(2025年度)には34種目まで拡大し、学校部活動にはなかった競技・文化活動を含む多様なプログラムが提供されています。学校の垣根を越えた友人関係の形成や、地域の大人との交流が生まれるなど、スポーツ・文化面に加えたコミュニティ形成の効果も報告されています。

出典

→ 原文: 令和6年度に実施する「焼津市地域クラブ活動」 – 焼津市公式ホームページ