NPO法人おおみちふれあいクラブ
大分市
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こんにちは!
気温も急激に下がり、いよいよ年末の雰囲気になってきました。みなさんはいかがをお過ごしでしょうか?
先日、大分市内の総合型地域スポーツクラブで「一風変わった教室が開催されている」という情報をキャッチしました。教室名が”輪おどり”教室。初めて聞く名前です。
早速アポを取ると、快く了承してくださいましたので、潜入捜査してきました!
今回お邪魔した教室は、NPO法人おおみちふれあいクラブさんで開催されています。NPO法人おおみちふれあいクラブさんは、大分市の大道地区を中心に活動されている総合型地域スポーツクラブです。
輪おどり教室の名前の由来を伺うと、言葉の通り、「”輪”になって踊るから」ということです。盆踊りなどのイメージでしょうか。
午前10:00
会場は大道校区公民館。クラブののぼりが出ている部屋へ入ると、既に20名くらいの会員さんがいらっしゃいました。
スタッフの方へ伺うと、常にこれくらいの人数が参加されるとのこと。指導者の先生は着物を着ておられて、とっても気品あふれる方でした。
プログラムスタート!
早速、おどりがスタートします。会員さんも自然と輪になっていきます。
最初は準備体操がてらに”鶴崎おどり”。大分市の鶴崎地区で踊られているおどりのようで、非常にゆったりしたリズムでした。
鶴崎おどりが終わると、次は”豊後府内の夏祭り”。みなさんとってもしなやかな踊りで、非常に踊りなれているご様子。適宜水分補給は行っているのですが、ほぼ休憩なしで次々踊られています。
選曲の中に”青島音頭”という踊りがありました。これは地区内にある青島(青嶋)神社にちなんだ踊りなんだそうです。しかし、最近は少子化と高齢化もあいまって、踊りそのものを継承していくことが難しくなったとか。
そのような問題が上がっていたところ、「それなら!」と地域の文化継承も踏まえて、この教室で踊るようになったとのことでした。
お邪魔にならないように、教室の端っこで見ていると、会員さんから「折角やから踊りない」と誘われ、私も輪の中へ。関の鯛釣り(佐賀関のおどり)、めじろん音頭などをご一緒させて頂きました。
みなさんと異なりギクシャクした動きだったにも関わらず
会員さんから「はじめてやけど上手いねぇ~」とお褒めの言葉を頂きました。
優しい…
以前は、法被(はっぴ)を着て様々なイベントで踊られていたようですが、コロナ禍でイベントが軒並み中止となってしまい、なかなかお披露目する機会がないとのこと。このページをご覧のみなさん!オファーお待ちしております!
ちなみに写真のうちわは会員さんの手作りだそうです。
プログラムの最後は…
ひとしきり民謡を踊ると、指導者の方が「じゃあ最後に」とダンシング・ヒーロー/荻野目洋子の曲をかけます。
民謡からポップスまで、どんだけ幅が広いんだ……
今回、参加されている方々の年齢層は高かったのですが、「Do you wanna hold me tight」と英語の歌詞に合わせて踊られている様子を見ると、ギャップがすごくて笑っちゃいました。
しかもみなさん完璧……すごい。。
ダンシング・ヒーローを踊って、教室は終了。
みなさんとっっても満足げな様子で解散となりました。
<一口メモ>
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▼今回お世話になった総合型地域スポーツクラブ
「NPO法人おおみちふれあいクラブ(大分市)」
教室名:輪おどり教室
日時:第1、第3火曜日10:00~11:30
会場:大道校区公民館(大分市)