豊和銀行様では、大分県の環境保護、文化振興、福祉・生活向上等の発展を目的として、地域で活動を行っているNPOやボランティア団体への助成活動を行って頂いております。本HPでもご紹介させて頂きます。
――――以下、応募要領の内容(一部抜粋)————
1.「NPO団体への助成金制度」の趣旨
「NPO団体への助成金制度」は、地域で活動を行なっているNPOやボランティア団体への助成を通じて、大分県の環境保護、文化振興、福祉・生活向上等の発展に役立てていただき、「ゆたか」な社会を築いていくことを目的としています。
2.対象となる団体
主たる活動(事業)内容が、本助成金の趣旨に合致する以下の非営利団体
①ボランティア団体 ②市民活動団体 ③NPO法人
3.対象となる活動(事業)、資金使途、事業期間
(1)対象となる活動(事業)
以下の内容に該当し、今回新たに始める活動(事業)といたします。
①自然環境の保護、回復に役立つ活動
②地域文化の継承や発展に役立つ活動
③福祉・生活・教育の向上に役立つ活動
④その他、助成金の趣旨に沿うと判断される活動。
(2)資金使途
下記事業期間内に新たに始めた活動(事業)にかかる費用、または下記事業期間内に新たに始める活動(事業)にかかる費用
※人件費、水道光熱費、家賃など通常支出している費用は申請対象外です。
(3)事業期間
2021年4月1日 ~ 2022年3月31日
※人件費、水道光熱費、家賃など通常支出している費用は申請対象外です。
4.助成金額
総額80万円、1団体上限20万円
※申請の内容によっては、一部助成となる場合がございます。
▼詳細はコチラ▼
当該事業のポイント
※次の内容を明記すれば、事業が確約されるという訳ではなく、あくまで所感ですのであらかじめご了承ください。
〇当該助成金事業は”大分県の環境保護、文化振興、福祉・生活向上等の発展”を目的としております。そのため、総合型地域スポーツクラブの団体が申請を行う場合は、主に「文化振興」、「福祉・生活向上」という観点から作成していく必要があります。
〇「3(1)対象となる活動(事業)」には、複数明記されていますが、総合型地域スポーツクラブから申請を行う場合は、「③福祉・生活・教育の向上に役立つ活動」となることが予想されます。
〇併せて「3(2)資金用途」には、”新たに始めた活動(事業)にかかる費用、または下記事業期間内に新たに始める活動(事業)にかかる費用”と明記されておりますので、これまで行っていた事業や活動ではなく、新規事業を検討されている場合のみ対象となります。
〇また申請書には「申請する活動(事業)の目的と内容」及び「申請する活動(事業)で期待される効果」を記載する欄があります。
一般的に事業の審査を行う場合は、”当該事業がその地域で本当に必要か”という点を前提として見ることが多いので、まずは地域内の課題をより明確に記載しておくと良いでしょう。過去の実績と絡めて明記しても良いと思います。
(例)
×地域内で神楽を継承する人材が不足している。そのため、神楽の文化継承人材を発掘する事業を行う。
〇私達の拠点となると地域内には、1660年に建立されたA神社が存在している。当該神社では、今日に至るまで〇〇神楽が盛んに行われており、長らく郷土芸能として人々に楽しまれてきた。しかし昨今、過疎化の影響で地域住民の数が減少傾向にあり、2035年には、限界集落となることが予測されている。それに伴い、当該地域内では○○神楽の継承問題に悩まされている。弊団体は、これまで農業やスポーツ領域の人材発掘を目的として様々な支援活動を行ってきたが、今回は神楽の文化継承を目的として次のような活動を検討している・・・・
〇上記を踏まえて「申請する活動(事業)で期待される効果」を具体的な数値目標を明確にしておくと良いと思います。
(例)
×地域住民が元気になる、地域住民のコミュニケーションが円滑になる
〇100名を超える地域住民の参加が期待できる、これらの活動を通して、校区内の神楽継承者5名の獲得が期待できる。